マンゴーの栽培

完熟マンゴーは、12月頃に芽が出てきて1月中旬から2月中旬に開花します。
一番寒い時期に開花して、この開花時期に受粉(自然交配)します。
自然交配はミツバチやハエなどが花粉を運んでくれます。
農家では何をするかというと、昆虫の活動が活発になるように、冷たい北風がビニールハウスに入らないようにします。

昆虫の働きが、その年の完熟マンゴーの出来を左右すると言っても過言ではないんです。
交配が終わると小豆ほどの大きさの実ができ、この頃は花芽の枝全体がブドウの様になります。

3月中旬頃になると小豆ほどの実が一枝に50個くらいなります。
美味しい完熟マンゴーを作るためには実を、一枝に1個か2個にします。「摘果作業」と言いますが、この作業がとても重要になります。

4月初旬には摘果作業が終わり、「枝の誘引」が始まります。これは、実が枝や葉に付いたり、葉の影にならないようにする為です。

4月末には実の大きさがピンポン球ほどになります。この頃から、実が肥大していきます。
テニスボールより一回り小さいくらいになったら、一つ一つ袋掛けをします。袋は、強い紫外線で実が日焼けをしないように注意します。


マンゴーの栽培②

太陽は必要ですが、袋掛けをしないと、色が付いて糖度が上がりにくくなってしまいます。
ですが全ていっぺんに袋掛けをするのではなく、ビニールハウスの中でも日照時間や強さも変わるので、状況を見ながら行います。

6月に入ると実の肥大は終わり、収穫までの約1ヶ月間は糖度を上げていくため、水や肥料の管理が重要になります。
6月末〜7月始めに収穫が始まります。
収穫の始めは1日に1ケース4〜6個ですが、2週間目頃には収穫量も多くなり、3週目〜4週目にピークを迎えます。
沖縄では台風が完熟マンゴーを育てる上で超えなければならない難関です。
5月末から収穫が終わるまでの期間何度も来る台風と悪戦苦闘しながら農家はおいしいマンゴーを育てるために頑張っています。